この事例の依頼主
女性
相談前の状況
離婚調停中にご相談にお越しいただきました(妻側)。夫は精神疾患の疑いがあり、不合理な反論により離婚を拒んでいるという状況でした。
解決への流れ
早々に離婚調停を不成立で終わらせ、訴訟に移行しました。訴訟では、夫側にも代理人が就き、財産分与と慰謝料請求がありましたが、いずれも裏付けのない主張であったため、判決離婚を求めました。判決に向けて尋問事項を工夫し、離婚を望むようになった経緯を妻本人に具体的に話していただきました。具体的には、精神疾患の治療に協力したこと、暴行を受けたこと、生活のストレスで円形脱毛症や体重減少を患ったことなどです。そうしたところ、裁判官も離婚を認める心象に至り、最終的には和解での離婚ができました。
当初はご本人で手続をされていましたが、調停が進まない状況に疲弊し、弊所にご相談いただきました。和解で離婚できた際のご依頼者様の笑顔はとても輝いていました。弁護士ならではの交渉力や戦略により、期待以上の結果をもたらすことができたと自負しております。離婚したあとの明るい未来を望む方は、どうぞ一度ご相談いただければと思います。