犯罪・刑事事件の解決事例
#養育費 . #財産分与 . #別居 . #性格の不一致

【依頼者:夫】【面会交流】別居した妻と共に暮らしている子供に会いたい! 子供との面会交流を求めた事例

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松江 仁美 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人DREAM
所在地東京都 千代田区

この事例の依頼主

40代 男性

相談前の状況

性格の不一致から妻が実家に子供を連れていき別居を開始、子供との面会を実施しようと試みたもののうまくいかず相談にいらっしゃった事案でした。

解決への流れ

【相談結果】離婚成立。財産分与なしでの解決としました(本来であれば400万円の持ち出し)養育費についても当面支払わないという形となりました。【解決期間】約6か月【解決のポイント】本件では財産分与として400万円程度支払う必要があったのですが、相手方からは金は要らないから子供と会わないでくれと強く言われました。Iさんもお金の問題ではないと思い、非常に悩みましたが、最終的には相手の提案通り、子との面会をあきらめることとしました。相手方からは養育費もいらないといわれていましたが、養育費には、合意によってゼロとすることのできる性質のものではなく、いつか子が大きくなったときに渡せるように貯蓄しておくこととしました。

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松江 仁美 弁護士からのコメント

相手方から金は要らないから面会には絶対に応じたくないといわれ、本人も悩んだ末これに応じることとしました。そこで取り分を明らかにするため分与対象財産の整理を実施しました。また、相手方からは養育費もいらないといわれましたが、法的にいうと、養育費は親がいらないからといって一方的に放棄できるものではなく、場合によっては後で全て清算が必要になる可能性もあります。そこで、その旨Iさんに伝えたところ、Iさんは養育費相当額については積み立てて貯蓄しておき、いつか子供に渡そうと思うと決心してくれました。適切な判断をするには的確な法的知識が必要になります。そのため法的な原則論を把握しておくことが重要となります。