この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
依頼者は40代のパート勤めの主婦で、夫とは結婚9年目になります。子供は2人(6歳・0歳)。かねてから、夫との離婚について考えていました。相手方の転職の関係で同居していたマンションを売却して、それぞれの実家へ別居することになりました。その後メールでのケンカが絶えず、夫のパワハラ・モラハラともいうべき言動や行動に、もう無理だと思い離婚を決意し、離婚を申し入れました。当初は、弁護士を入れずに、夫婦間で離婚の話し合いをしましたが、感情のもつれで全くうまくいきませんでした。むしろ、時間だけが経過して、もどかしい思いをする羽目に。最終的に、調停の場で解決をする方向になりましたが、これ以上、素人だけで対応することは無謀だと考え、調停手続きの代理をお願いしたく、ノーサイド法律事務所に相談に行きました。
解決への流れ
弁護士は依頼者からの話を聞いた後、すぐに代理人として対応いたしました。実際に、調停においては、慰謝料・養育費・婚姻費用・夫婦関係調整・面会交流についてが争点となり、話し合われましたが、弁護士が間に入り適切な助言をしながら取り組んだところ、相手がたも感情的でなくなり、話し合いは比較的スムーズに進みました。最終的に、4回の期日を経て、有利な内容にて調停をまとめることができました。
今回のケースは、途中まで個人で対応しながら、調停の段階でご依頼いただいたケースでした。費用負担を気にして、弁護士への相談を遅らせようと考える方も多くいらっしゃいますが、時間は有限です。相談だけでもお力になれることはあると思います。金銭的な面で弁護士を頼むのは最終手段とお考えもありますが、早い段階で、相談だけでもすることで、貴重な時間を浪費せず、適切な解決を実現できることもございますので、やはり、一度は弁護士に相談されることをお勧めします。