この事例の依頼主
20代 女性
相談前の状況
当初は、不当な整理解雇についてのご相談でした。お話を伺う中で、残業代が月額上限30時間分しか出ておらず、深夜割増賃金も払われていないことが判明したため、不当解雇を争うとともに残業代請求を行いました。
解決への流れ
ご自身がタイムカードなどをもっていなかったため、会社に資料の提出を求めて過去2年間の残業代を計算した上で、不当解雇の慰謝料と残業代を求めました。会社にも弁護士がついて交渉を重ねた結果、合計250万円の支払を受けました。
上限30時間までしか残業代を出さない、などという独自のルールを定める会社もありますが、そのようなルールは無効です。本件のように残業代が請求できることにご本人が気づいていないケースも多々ありますのでご注意ください。