この事例の依頼主
60代
相談前の状況
土地と建物は、父親から相続した遺産だと思って安心していました。しかし、あることをきっかけにして、庭の部分が土地の敷地とは別の筆になっていて、曾祖父の名義のままであることを知りました。自分がこの家に住み続けることができるのか、不安でたまりません。
解決への流れ
亡くなった祖父の相続人を調べてもらったところ、20人を超える相続人の共有になっていることが分かりました。全員を相手方として遺産分割調停を申し立て、時間はかかりましたが、それぞれから相続分を譲渡していただき、庭も含めて、自宅の土地建物全体を自分が相続することができました。
亡くなってから時間が経つと、その相続人を調査することも困難を極める場合が出てきます。自分が使っている土地が誰の名義になっていて、どのような形をしているのか、早めに確認することをお勧めします。