犯罪・刑事事件の解決事例
#任意売却

【不動産投資】強引な営業に根負けし購入したが「解約」できた事案

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澤田 剛司 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人若井綜合法律事務所新橋オフィス
所在地東京都 港区

この事例の依頼主

30代 男性

相談前の状況

職場に何度も「不動産投資に興味はないですか?」という内容の電話営業が掛かってきてあまりにしつこいので、とりあえず一度会って話を聞いて断ろうとしたところ「将来の年金を上回るような利益が得られる」「属性が良いので、銀行からの優遇金利も受けられ、頭金もかからずに不動産を購入出来る」「家賃保証で実際の手出しはほとんどない」というセールストークに根負けし、翌週には契約となりました。営業マンの話を鵜呑みにしてしまい、軽い気持ちでサブリース契約での購入をすることにしました。ところが、購入して2か月後、突然賃料の入金もなくなってしまいました。営業マンに何度しても電話は繋がらず、直接物件に行くこともできないため、どうしたらいいのかわからない状態でした。そのような状況でも当然にローンの支払いはあり家賃収入のないまま月々のローン、管理費、修繕積立金を支払うこととなり、毎月の収入では足りず、返済不可能になると思い、早急に手を打たなければと職場の近くである虎ノ門近くの弁護士事務所に相談を試みました。

解決への流れ

ゴールデンウィークだったこともあり、土日祝日対応してくださる先生がなかなか見つからなかったところ澤田先生と出会うことができました。私は、頭金無しで将来の資産形成や節税対策になるとのセールストークによって徐々に洗脳されてしまい、今回のような失敗をしてしまいました。購入後、営業マンによるさまざまな嘘の説明が発覚し、非常に困惑しました。将来の資産形成をするはずが、毎月説明とは大きく異なるローン等の支払いに追われ、日々支払いの事しか考えられずに辛い毎日を過ごしていました。澤田先生にご依頼したところ、当日に介入していただき、無事解決できたので非常に感謝しております。

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澤田 剛司 弁護士からのコメント

依頼者様が営業マンとのやり取りを保存していたことが功を奏しました。「聞いていた収支と違うので解約したい」というご依頼もたまに頂きますが、解約できない場合もございます。また、契約時や、契約内容に問題があった場合、解約できたとしても非常に難航するケースが多いです。もちろん「弁護士さえ利用すればなんかとなる」という事例ばかりではなく、状況によっては弁護士が介入していると伝えるタイミングに気を付けなければならない場合もありますが、その辺りのことは弁護士が適切に判断しますのでご安心ください。