この事例の依頼主
男性
相談前の状況
ご依頼者はギャンブルや浪費を原因として複数の金融機関から借入れを行い、気が付いたときには借金の総額が1400万円にまで達していました。ご依頼者の収支状況を踏まえると、任意整理手続を利用しての分割弁済はおよそ不可能でした。そして、ご依頼者は住宅ローンを完済したご自宅を所有していましたが、どうしてもご自宅は手放したくないという希望があり、また、債務整理のことを奥様には知られたくないとの理由により、自己破産手続の選択も困難な状況でした。
解決への流れ
ご依頼者の状況を踏まると、「借金を減額したい」「自宅を守りたい」「奥さんには知られたくない」という希望を全て叶えることは極めて困難ではないか、というのが当初の見通しでした。ですが、ご自宅がやや僻地(へきち)に所在していたこともあり、まずはご自宅の査定を取ってみたところ、思いのほか安価(約400万円)であったことが判明しました。そこで、ご依頼者と協議のうえ個人再生手続の利用を選択したところ、無事に認可決定が認められ、借金を約400万円まで圧縮することができ(月額約6万7000円の5年払い)、また、ご自宅を守りたい、奥様には知られたくないというご依頼者の希望を叶えることが出来ました。
債務整理の方法は一つではなく、収支状況や資産状況、またご依頼者の希望を出来るだけ尊重したうえで、最善の選択肢をご提示致します。本件のご依頼者は、年収が1000万円程度あったこともあり、個人再生手続を利用することで「借金を減額したい」「自宅を守りたい」「奥さんには知られたくない」という希望を全て叶えることが出来ました。借金問題でお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。