犯罪・刑事事件の解決事例
#性格の不一致 . #財産分与 . #養育費 . #離婚請求 . #面会交流

妻から円満調停を申し立てられたが、結果として調停離婚となった事例

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水口 かれん 弁護士が解決
所属事務所上大岡法律事務所
所在地神奈川県 横浜市港南区

この事例の依頼主

30代 男性

相談前の状況

夫は、性格の不一致から妻との離婚を望んでおり、離婚調停を申し立てたが、妻が拒否氏、離婚調停は不成立となった。そこで、「他の方法はないか」とのことで夫から相談を受け、受任した。

解決への流れ

本件は、別居期間が短く、妻の不貞といった事情もないため、裁判を起こしても勝てるか微妙な事案であった。そこで方針を慎重に検討していたところ、今度は妻の方から、夫婦関係を円満に調整するようにという調停(いわゆる「円満調停」)の申立てがなされた。そこで、円満調停の中で離婚を求める方針とした。【結果】協議離婚することで合意が成立し、調停条項において、養育費の額等を定め、月に1度の面会交流についても認められた。また調停とは別に、財産分与の内訳や支払方法など、細かい条件についての合意書を作成した。事案の詳細な経過は次のページをご参照ください。http://kamiookalaw-rikon.com/category/705

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水口 かれん 弁護士からのコメント

本件は、裁判を起こしても勝てるか微妙な事案でしたので、依頼者に有利な条件になるよう配慮しつつも、合意での離婚を目指すことが必要でした。まず、財産的な側面では、一括で現金を入手したいという相手の意向を汲んで、不動産売却代金の相手方取り分を高めにする替わりに、月々の養育費を安くしてもらうことで、依頼者の経済的負担を軽減する合意案を成立させました。また、依頼者は親権者となることを望んでいましたが、現実には難しそうでしたので、親権を譲る代わりに、子どもとの面会交流を認めさせる条件を定めました。さらに、調停条項とは別に、細かい点について合意書を作成することで、依頼者の意向を忠実に反映することを実現しました。下記のページもご参照ください。<離婚の手続きの種類>http://kamiookalaw-rikon.com/syurui<別居後または離婚後の子どもとの面会交流>http://kamiookalaw-rikon.com/kodomo/menkai