この事例の依頼主
70代 男性
相談前の状況
横断歩道を歩行中、右折車と衝突したという事案でした。頭部外傷を負っており、重度の後遺障害が残る可能性があったことから、ご家族の方が、後遺障害の申請の前にご相談に来られました。
解決への流れ
自賠責に被害者請求を行ったところ、当初、後遺障害3級が認定されました。しかし、十分に症状を理解していただけていなかったと感じたため、日常生活について、家族がビデオ撮影等を行い、証拠を揃えて異議申し立てを行ったところ、異議が認められ、2級に上がりました。 その後、保険会社と交渉し、示談が成立しました。当初の保険会社の提示額は600万円でしたが、結果的に5000万円の賠償金を獲得しました。
高次脳機能障害について、後遺障害申請及び異議申立てについては、様々な資料を作成し、状態を理解してもらうための工夫が必要です。お困りの際には、ご相談ください。