この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
普段,お酒を飲まない私ですが,この日はお酒を飲みながら運転をしてしまいました。この日は特に酔っていたこともあり,赤信号でうまく停止できず,停止の前で停車しているバイクの方に追突し,お怪我をさせてしまいました。自分がしたことが信じられず,その場から逃走してしまい,直後に逮捕されてしました。配偶者が刑事事件を豊富に取り扱われている小川先生に相談し,弁護をお願いしました。
解決への流れ
酒を飲んでおり,後ろから一方的に追突をしていることから簡単には釈放されず,被害者の方に直接の謝罪ができないため,毎日,死にたい気持ちでいっぱいでした。小川先生は何回も接見にきていただき,示談の方向性だけではなく,今後に向けた反省についても細かく相談に乗ってくれたため,気持ちが前を向いていきました。被害者のお怪我については,保険会社から支払いをしてもらうとともに,示談をしてもらい,私からもご迷惑料をお支払いし謝罪させていただきました。その結果として,執行猶予となりました。被害者の方には本当に申し訳ありませんでした。今も反省しています。そして,尽力していただいた小川先生,本当にありがとうございました。
執行猶予がついて本当に良かったです。危険運転をしてしまったことや被害者の方にお怪我を負わせたことは変えることができません。そのため,事故後に,どのように反省し誠意を示すのかが大切です。今回の件では,依頼者の方が入られていた保険会社が対応してくれたため,示談もスムーズに行うことができました。それだけではなく,依頼者の方が謝罪をしたいという気持ちを反省文や謝罪文にしてもらい,気持ちを表に出したからこそ今回の結果につながったのだと思います。