この事例の依頼主
50代 女性
相談前の状況
父は離島出身で、苦労して沖縄本島で成功し、財を成した。沖縄本島と出身地である離島に複数の不動産を取得していたが、離島では、取引ごとに登記名義を移転させる習慣がなく、間違いなく父の所有する土地であるにもかかわらず、名義がみず知らずの明治時代の人物のままになっていた。
解決への流れ
ご依頼者のお父様のご意向を確認し、お父様からご依頼を受けて、古い名義のままになっている土地の所有権を移転する訴訟を提起。複数ある土地の名義を少しずつお父様名義に変えていった。
名義変更の訴訟を行っている途中、お父様は体調を崩され、お亡くなりになられました。その後,ご依頼者が遺志を継いで、相続人を取りまとめて訴訟を続け、無事、お父様の遺産の名義を変えることができました。