この事例の依頼主
20代 女性
相談前の状況
20代の女性でしたが,6社の債権者に,合計250万円ほどの債務を負っていました。一部は浪費と思われる支出もありましたが,主には学生時代の奨学金や進学のための借入れによる負債でした。ご本人は,当初,任意整理を希望していましたが,引き直し計算をしても債務額が減る見込みがなく,今後の生活を考えると,自己破産で1から再出発した方がよいのではないかとアドバイスしました。
解決への流れ
資料の取得などもスムーズに行ってくれたため,受任後3か月程度で自己破産の申立てを行い,5か月後にはすべての手続が完了して,再出発を果たすことができました。
任意整理を行うか,自己破産を行うかは難しい判断となるかと思います。ただ,自己破産は,言葉のイメージは恐ろしいですが,借金を抱えた方が経済的に再生するためには非常によい制度です。任意整理,自己破産,民事再生のメリットデメリットを丁寧にお伝えし,ご依頼者にとって最適な手続きを一緒に考えたいと思っております。