この事例の依頼主
女性
相談前の状況
妻からの相談で,暴言癖と思想に問題がある夫と別居して離婚したいという事案。当事者双方が子の親権にこだわりがあり,親権が主に争点となりました。
解決への流れ
別居開始と同時に内容証明を送付し,離婚・婚姻費用調停をすぐに申し立てました。その後,相手方から面会交流の調停が申し立てられました。いずれの調停も最後まで相手方と折り合いがつかず,審判と訴訟まで行きましたが,こちらの主張に沿った審判・判決を得ることができました。
ほぼすべての点で争いになり,最終的な解決まで2年以上を要しましたが,依頼者の希望する結果になりました。全体を通じて相手方は代理人をつけておらず,反論書面が提出されなかったり,提出された書面も法的な意義がないものがほとんどでしたが,粘り強く戦い続け,良い結果が得られたと思います。