この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
依頼者の知人から因縁をつけられ、数百人が参加するSNSのグループで誹謗中傷されました。依頼者の方は名誉を侵害され、非常にご立腹であり、当職にご相談されました。問題となるのは、今回誹謗中傷されたSNSが日本の警察の捜査が及ばない外国の会社が運営しているSNSであったことです。また、依頼者のご希望が公開謝罪であったのでどのようにこれを実現するかです。
解決への流れ
当職は、日本の警察の捜査が及ばないSNSであったとしても、依頼者の方が提供した状況証拠を丁寧に分析し、投稿者が相手方であることが間違いないことを警察に主張しました。そして、相手方に対しこちらの本気度を見せるために、刑事告訴を行いました。結果として刑事告訴は受理され、相手方から示談の申し入れがありました。強気の交渉の結果、公開謝罪に持ち込むことができ、依頼者の方は大変満足されていました。
日本の警察の捜査が及ばない数々のSNSにおける誹謗中傷を対応してきましたが、判例・学説を徹底的にリサーチして諦めることなく対応し、また、公開謝罪も実現でき、依頼者の方にも満足していただけたと自負しています。特に公開謝罪については投稿者の心理的ハードルも高いところですが、刑事告訴を徹底的に行うことで、公開謝罪の実現に繋がったものと確信しています。