この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
勤務先の同僚と,関係を持ってしまった。これを見つけた相手型の旦那が,文句・苦情の電話を継続的にかけてきている。示談契約などを締結し,謝罪したうえで電話などを止めさせたい。
解決への流れ
ただちに相手方に対し,弁護士が介入したことを伝達し,これ以降の代理はすべて弁護士が行うことを伝達した。それ以降の本人への接触は一切できないことを明示して,まず,脅迫電話をやめさせた。そのあと,双方に落ち度のようなものがあることから,慰謝料請求は双方行わないことを合意して,示談契約書・和解契約書を締結した。金銭を必要としない合意が成立した。
このような事例では,弁護士の介入をただちに伝達し,脅迫などの電話がまずはなされないようただちに動く必要があります。そのうえで,これまでの行為の処理をする必要があるが,双方ともに過失があるといえるので,いわゆるゼロ和解にとどまった。