この事例の依頼主
女性
相談前の状況
夫から離婚を切り出され、夫を問い詰めたところ、不貞が明らかになったため、不貞相手に慰謝料を請求した事例です。離婚後ではあったものの、不貞相手に請求したいとして相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
夫からは十分に獲得することができなかったため、相手女性からしっかり支払いを受けたいという依頼者の希望に沿い、最大限の交渉をし、１８０万円獲得することができました。一括で支払うだけの資力がなく、分割での支払い希望だったため、連帯保証人をつけさせたうえで、公正証書も締結しました。
離婚後であっても、不貞行為による慰謝料を請求することは可能です。本件では、１８０万円を１４か月での分割払いのため、保証人を相手につけさせたうえで、公正証書の作成まですることができました。分割での支払いの場合、支払いが最後までされるかどうか不安になることも多いと思いますが、保証人をつけさせたり、公正証書の取り決めをすることで、実効性を担保することができます。離婚後に不貞相手に請求することができるか、どの程度の証拠があれば請求することができるのか、悩ましいこともあると思いますが、ぜひまずは弁護士にご相談ください。