この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
依頼者は、事業目的使用で建物を貸していましたが、建物の老朽化や土地の有効活用のため、賃借人に立退きを求めました。賃借人の側に代理人弁護士が就き、立退き料の請求を受け、金額の交渉が難航したため、ご相談いただきました。
解決への流れ
受任後、裁判例等の調査を行い、本件と類似する事案における裁判所の判断要素や認定した立退き料額を確認し、依頼者と打合せをしました。判例等を踏まえて相手方と立退料について交渉を行い、立退料250万円減額した上で、話合いにより解決することができました。
裁判例等の調査をして、裁判になった場合に認定されそうな立退料の見通しをお伝えし、依頼者と協議をした上で最終的な和解条件を決定しました。依頼者が安心し、納得して決断できるよう十分かつ分かりやすい説明を心がけています。