この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
本件は,自動車同士の追突事故によって,「頚椎捻挫」等の傷害を負ってしまったという事案です。
解決への流れ
【事故後のサポート】① 治療費の打ち切り依頼者は,本件事故直後から特に肩の痛みを訴えていました。ところが,加害者加入の保険会社は,本件事故態様等を理由に,治療費の支払いを途中で打ち切ってしまいました。依頼者の方は,保険会社から治療費の支払いを打ち切られてしまった後に,当事務所にご相談されました。② 事故状況・自覚症状等の聞き取り当事務所でご相談をうかがい,改めて本件事故の状況を詳しくうかがうとともに,依頼者の自覚症状の内容を整理しました。ヒアリングの結果,依頼者は,本件事故以前は痛みを訴えていないこと,事故状況からしても,身体に負担がかかることがあり得ることから,因果関係があるのではないかと考えられました。③ 自賠責保険会社への申請そこで,当事務所で資料を取りまとめの上,自賠責保険会社へ本件事故と怪我との因果関係の判断を求めて被害者請求を行いました。その結果,本件事故と怪我との因果関係が認められ,治療費等が支払われました。
本件では,当初は依頼者ご本人で対応していたところ,途中で事故と怪我との因果関係を争われ,治療費の支払いを打ち切られてしまうという事態に至っています。事故直後から弁護士に相談することで,より正確に担当医に自覚症状等を伝え,因果関係等が争われることを防止しやすくするよう対応していくことが可能です。交通事故被害に遭われた場合,事故直後からの迅速な対応が大切です。※守秘義務の観点から、事例の一部を修正しています。※事務所として対応いたしました。