犯罪・刑事事件の解決事例
#相続人調査 . #遺産分割 . #財産目録・調査

兄が勝手に、亡くなった母の預金を引き出していた

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足立 敦史 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人阪南合同法律事務所
所在地大阪府 岸和田市

この事例の依頼主

男性

相談前の状況

お母さんが亡くなり、相続人は兄弟2人でしたが、生前、お母さんの通帳を管理していたお兄さんが、複数回にわたり多額の預金を引き出していました。お母さんは認知症で寝たきりの状態が続いていました。弟である依頼者が、お兄さんが引き出した預金を取り戻したいと相談されました。

解決への流れ

銀行の取引履歴を取り寄せてもらい、お兄さんが出金した金額を調べました。同時に、お母さんの認知症の程度を調べるため、介護認定の資料も取り寄せてもらい判断しました。そして、お兄さんに対し、勝手に引き出した預金の半分(弟の相続分2分の1)を請求しました。お兄さんは、預金を勝手に引き出したことを認め、数百万円の支払いをしてくれました。

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足立 敦史 弁護士からのコメント

相続人の1人が勝手に預金を引き出す事例の相談が増えています。亡くなった方の認知症の程度、時効の問題等、法的な検討が必要です。裁判になることも多くなっています。